天文研は、主に天体観測を目的として活動しています。
月に約1回、新月の時期を見計らって
天体観測に出かけます。
また、春と夏には
合宿を行います。
毎年10月に行われる工大祭では、
プラネタリウムの上映や
写真の展示をしたり、模擬店を出したりもします。
毎週金曜日の18時からは
部会が開かれます。
休日などを利用して、月に約1回、天体観測を行っています。
車で富士山や天城高原まで行って観測することもあれば、学校の本館屋上で観測をすることもあります。
天気が良ければ、写真撮影もします。
合宿は、春合宿と夏合宿、年二回あります。
日中は自由時間なので、周辺の観光に行ったりします。
- 春合宿
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3月の初めごろに、3泊4日くらいの期間で行います。場所は、山梨県の清里にあるペンションスケッチブックなど様々な場所に行きます。曇っていて星が見えないときは、飲み会などが行われる場合もあります。
- 夏合宿
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8月か9月に、4泊5日くらいの期間で長野や福島、新潟などへ行きます。昼はキャンプのように飯盒炊飯をしたり、温泉に入ったりもする都市もあります。 夜は、晴れていればもちろん天体観測。 星が見えないときは飲み会が行われたりします。
天文研は、毎年10月上旬に行われる工大祭で、プラネタリウムの上映と模擬店の出店を行っています。
ほぼ全ての部員を制作班、番組班、模擬店班に班分けします。それぞれの班の活動内容は以下の通りです。
- 制作班
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星座を投影する構造球の制作、ドームの設計、組み立てを担当。ドームは空気を送り込んで膨らませるエアードーム式を採用している。また制作班はここからさらに機械班、制御班、ドーム班の3つに分かれている。
- 機械班
構造球の作成、修正をする。この構造球は普段は分解しているのでそれを組み立てたりもしている。構造球はモーターと一等星、星座絵、その他の星の3つの投影機、そしてそれらを制御する回路で構成しており、回路を中心に入れ、投影機を球を近似した多面体(サッカーボールの形とほぼ同じ)の面に刺して作られている。
- 制御班
構造球や夕焼けと夜明けを表現する昼光に電気を流すためのRaspberry Piを用いた装置の作成や、これらを制御するためのプログラムを書いたりしている。(言語はPython)
- ドーム班
ドームの設計、組み立てをする。2019年から2重扉にしたため、ドーム内の遮光性が上昇した。
- 番組班
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プラネタリウムの上映中に流す番組の製作を担当する。番組のシナリオは毎年異なり、全て自らの手で作る。番組は20分程度の長編で、様々な場所、季節、場面をシナリオに合わせて用意する。最後に、シーン毎に録った音声データを編集、接合し、1本の番組としてまとめ上げる。番組の内容は観客の反応に最も影響を与えるという点で、番組班は非常に重要な役割である。さらに近年では工大祭でのプラネタリウム以外の展示物(ポスターなど)も制作している。
模擬店班
食材の買い出しや机などのレンタル、チラシや看板作り、テントの設営などの事前準備は模擬店班で行います。当日の営業は模擬店班が中心になって、主にドーム班や番組班などの手のあいた部員と協力して行います。活動する年としない年が存在する。
毎週金曜日17時から部会があります。
部会では、
- 星座や天文現象の紹介(星レポ)
- 観測会や工大祭に向けての打ち合わせ
- 観測機材の使い方や観測中の注意事項などの説明
- 部費での備品購入についての相談
などをします。
部員の多くが集まる、天文研にとってとても貴重な時間です。
部会の後にみんなで星を見たり夕飯を食べに行くこともあります。